当日は不安定な天気にもかかわらず、島内住民・島外移住者・町議・森林関係者等、多方面より22名の参加者(スタッフを含める)が集いました。
集合場所である屋久島開発総合センターを出発し、まず向かったのは建設中の自然公園内温泉施設です。町の発注工事としてその建物を見学、次にその現場付近に建設されている特産品売り場の建物との個性を比較した内容でツアーが進行しました。
次に屋久島の主な製材所の紹介として渡辺製材所を訪問。製材パフォーマンスを堪能しました。それから少し時間をかけて安房へ移動し、屋久島環境文化研修センター付近の町有林(人工林)を散策、屋久島の人工林の現状を観察することができました。その後(有)愛林さんに寄らせてもらい、山仕事の写真パネルを鑑賞、高田社長のお話を伺いました。
昼休憩は安房の公民館にて昼食をとり、食事の後に交流会を開きました。簡単な自己紹介と屋久島スギ材について意見交換で盛り上がりました。
午後は一番で安房の有水製材所へ向かい、見学。奥さまから温かいコーヒーのサービスがあり、一気に和むツアー一行なのでした。
その近くで建設中の屋久島材を使ったお宅を訪問した後、屋久島大屋根の会初の住宅建築”山野邸”を見学。特に島外移住の参加者の興味を引いたスポットでした。
最後にツアーにも参加していただいた屋久島森林官林署の楠本調整官より、貯木場を案内していただき、屋久島の林業の流通についての歴史と、屋久島杉の需要と供給についての現状を伺うことができました。
けが人もなく無事にツアーを終了することができました。このツアーにあたり、ご協力いただいた皆さまに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。