塗料は水性のものを用いり、一般の塗料に比べ、臭いがありません。
なるべく木材の特質を守るべく、木にも人にも優しい家。外観には丈夫な雨戸とし、外壁には厚さ18mmの杉板を張りました。
土台下に通気性を良くするために風抜きスリットを施こし、室内は土間から見る平木葺き天井表しが、特徴ある空間をつくっています。
板の間と、木製窓からの景観に、自然との共存を感じることができます。
住まいとは・・・
食同様、地産地消が最も適しており、地球にも優しい。
(山野さんは農園を営んでおります。詳しくはリンクのページをご覧ください。)
家は大半の時間を寝て過ごす場所。化学物質ではない無垢材に勝ものはない。しかも地元で育った木材に囲まれて休めるのはこの上なし。
我々は自然の一部であることを思い知らされ、感謝とあすへの活力が湧く。当然、ゆえに心身ともに完全休養できる場所である。
健康な精神を養う“癒しの場”でなければならない。時を忘れ、いつまでも居たくなるような空間。
時間の流れがゆったりしており、心の充実感が短時間で得られる。
随分時間が経ったように思えても、え!?まだこんな時間!?って感じである。
土間のある玄関
床板
西日のあたる渡り廊下は母屋とお風呂場をつなぐ